荘厳な姿をもう一度

ザ レインズボロウ ロンドンが誇る摂政時代のアートに触れる
この場所ならではの雰囲気

ザ レインズボロー ロンドンの館内に展示された豊富なアートコレクションは、あらゆる面で見る者を魅了します。伝統的な英国美術にこだわるレインズボローと、ロンドンにもう一か所ある美の宝庫、国立美術館には共通点が一つあります。興味深いことに、素晴らしい美術品を所蔵するレインズボローも国立美術館もまた、建築家ウィリアム・ウィルキンスによる設計です。

館内にはレインズボローならではの雰囲気が漂い、まるで1830年代の英国紳士の邸宅に足を踏み入れたかのようです。このエレガントなホテルでは、2015年に18か月に及ぶ大規模な改装工事が行われました。その際、クラシックな雰囲気の内装を手がけたのがアルバート・ピント インテリア デザイン社です。また、荘厳なホテルの歴史と重要性を伝える2,000点にものぼる美術品のキュレーションは、カスタムメイドのサービスを提供するパリのアートコンサルタント会社、VISTO Imagesが担当しました。必見のアート 1750年頃にジョシュア・レノルズが描いた、船長とミセス・スミスの2つの肖像画は必見です。

18世紀後半にさかのぼる女性の肖像画。写真提供:デイビッド・マーティン
1770年ジョセフ・ライト作、紳士の肖像画
ガスパール・デュケ(別名:ガスパール・プッサン)による、イタリア風景画の中の古典的な人物像(1615~1675年)。
ザ レインズボロー ロンドンには、2,000点以上にのぼる本格的なジョージアン様式の作品や摂政時代の作品が展示されています。
美術品の調達

レインズボローのお客様はしばしば、まるで国際的で旅慣れた一家の邸宅に招かれ、その架空の家主が所有するジョージアン時代や摂政時代のアートコレクションに囲まれて暮らしているような気分になると言います。

集められているのはどれも、ホテルが建設された1830年代以前の作品です。「レインズボローのオーセンティックな雰囲気を醸し出しているのは、ホテルの中で唯一建物自体と同じぐらい古い美術品だ」とVISTOは言います。

ジョージアン時代や摂政時代の作品は国内やフランス、イタリア、オランダ、ドイツ、中国など 世界中から集められています。それらは、イタリア風景画の原画やイギリス肖像画のスケッチ、戦争や狩猟の風景、北欧静物画など、当時の現代アートコレクションの中核とも言える作品ばかりです。

人々を圧倒するほどの館内のアートコレクションを見て回るプライベートツアーで、各作品の起源や来歴に関する理解をさらに深めることができます。ツアーの後は、ガーデン ルームで1770年代の貴重なコニャックをご賞味ください。

ザ レインズボロー ロンドンの詳細や、館内アートコレクションのプライベートツアーのご予約については、ホテルご予約時にコンシェルジュにお問い合わせください。