マルゲリータ・ブイ
生まれてからずっとローマに暮らしていながら、今もこの街で新たな発見をするというマルゲリータ・ブイ。映画やテレビで女優として活躍する彼女の好奇心をかきたてる映画の都、ローマ。ほぼどの通りに行っても、映画に登場したカフェや邸宅、噴水を目にすることができます。それもそのはず、イタリアのフェデリコ・フェリーニ監督やアメリカのウィリアム・ワイラー監督など、世界の名だたる大御所たちが、作品に欠かせない舞台としてこの街を選んでいるのです。
「ローマには、歴史的に重要な人間模様やテーマがすべて存在しています」
撮影のない日は、ブイは娘のカテリーナを連れてローマのあちこちに出かけ、素晴らしいホールでコンサートを聴いたり、演劇を見たり、シネマコンプレックスよりも好きだという独立系の小さな映画館で映画を見て過ごします。