ミツバチに魅せられて

ボー オー ラックのミツバチが届けてくれる極上のハチミツ
5つ星の暮らし

チューリッヒのホテルボー オー ラックに、8万匹を超えるミツバチのコロニーがあることをご存知ですか。しかも、このミツバチたちは、蜂の生息地の中でも最上級の環境、つまり、ホテルのプライベートガーデンに作られた「ミニチュア版ラグジュアリーホテル」のような立派な巣に暮らしているのです。

2016年4月、世界的問題となっているミツバチの減少を少しでも食い止めようと、同ホテルでは2万匹のミツバチから養蜂を開始。以降、生息数は日々増えています。4匹の女王蜂と1,000匹の雄蜂からスタートしたコロニーは、4つの活発な巣へと成長しました。小さな巣箱の中に形成された4つの巣では、ミツロウでできた巣房の中で次の世代が育まれ、蜂たちが巣に持ち帰った花粉や、独特の風味を持つ新鮮なスイスハニーが貯蔵されています。

専属の養蜂家が毎日、全体の20パーセントのハチミツを集め、それ以外はミツバチたちの餌としてそのまま残します。
ご宿泊のお客様は、ホテルの朝食ブッフェでハチミツをお召し上がりいただけます。お土産用の瓶詰めもご用意しています。
ボー オー ラックのミツバチたちに誘われるまま、緑豊かな小道やフラワーガーデンを散策しましょう。
2016年、ミツバチの減少という世界的問題への対策として、ホテルでは、飼育された西洋ミツバチの一種であるカーニオラン種(apis mellifera carnica)の養蜂を始めました。
ハチミツのように甘美なスイート

ホテルに宿泊されたお客様は、いつでもお好きな時に、庭園内にある5つ星クラスの蜂の巣を覗いて、コロニーの様子を見学することができます。もっと深く知りたいという方は、ブンブン飛び交うミツバチたちが案内する探索ツアーに出かけましょう。美しい石畳の小道を散策しながら、巣箱の周辺に半径約3kmにわたって広がる庭園の花々を鑑賞したり、働き蜂が花蜜を集め、受粉するところを観察したり。働き蜂たちは本当によく働きます。毎日40回もの採蜜飛行を行い、1回の飛行で100近くの花を訪れます。別の角度から言えば、わずか2カップのハチミツを作るためには、なんと200万もの花々を訪れなければならないのだそうです。

シナノキ、ニセアカシア、栗の木といったチューリッヒの街路樹は、涼しい木陰と美しい景観を作り出しているだけでなく、この場所で採取されるハチミツに独特の風味をもたらします。同じく、シャンツェングラーベンの運河に架かる橋の下に咲く、宝石のようなウキアゼナもその風味の一端を担っています。ボー オー ラックの裏庭を鮮やかに彩るのは、いつ見ても可愛らしいチューリップ。こちらもぜひお見逃しなく。

豊かな風味を誇る世界有数のハチミツが作られるところを見学した後は、ミツバチたちの努力の賜物をぜひ味わってみてください。ホテルの朝食ブッフェにはハニーバーが用意されているので、美味しいハチミツをたっぷりお楽しみいただけます。ロビーでは、スイスでの休暇のお土産にぴったりな、ガラス瓶入りのハチミツも販売しています。甘美なひとときの思い出に、ぜひ。

ボー オー ラックの詳細、またはホテルの養蜂の取り組みについては、ホテルご予約時にコンシェルジュにお問い合わせください。