マリア・アスリモスカ
古典的な訓練を重ね、フランス南東部のグラース研究所(Grasse Perfumery)を卒業した調香師、マリア・アスリモスカは、ある特定の香りがひとの記憶を甦らせるということに心を奪われました。ダブリンのウェストベリー・モールにある、希少なフレグランスを扱うパフューマリア(Perfumarija)は彼女が創業した香水店で、現在彼女はクリエイティブディレクターを務めています。
彼女は、私たちをさまざまな時代や場所にいざなってくれる微かな香水の香りを愛してやみません。例えば、彼女にとってスイカズラはマケドニアで過ごした子供の頃を想い起こさせ、エンポーリオ・アルマーニの「White」は、ティーンエイジャーのときの初恋の人の思い出を甦らせます。