エクスペリメンタルアーティストの営む書店兼コミュニティ プロジェクトスペース、エグザイルブックス(5900 N.W. 2nd Ave.、+1 917 903 0907)がリトルハイチに登場。アマンダ・キーリーは、故郷マイアミに戻るまでニューヨークでオノ・ヨーコの個人秘書を務め、2014年にポップアップアーティストの移動書店を開きました。その3年後、彼女は書店を常設スペースに移し、クリエイティブな人々と出会う場所、この新興アート地区を探訪する拠点となることを目指してエグザイルを開店しました。
マイアミの新進アーティストたちがもう一人のメンターと仰ぐ、フレデリック・スニッツァーは1970年代に自身が経営するポスター店を有名ギャラリーへと発展させました。現在、フレデリック・スニッツァー ギャラリー(1540 N.E. Miami Ct.、+1 305 448 8976)は、次なる大物を発掘しようと熱心な収集家たちが必ず訪れるスポットとなっています。買うつもりがなくても、とにかく訪ねてみましょう。この地区で最先端のギャラリーの一つとして知られる、築40年以上の倉庫スペースでは常時、見応えのある様々な展示やグループパフォーマンスが開催されています。カプランのブックス&ブックス第1号店の隣にある、ずっと伝統的な雰囲気のコーラル ゲーブルズ ミュージアム(285 Aragon Ave.、+1 305 603 8067)は、1920年代に形成されたこのエリアの優雅な街並みを代表するスペイン様式の建築をテーマにした美術館です。ミュージアムが企画する毎月の自転車ツアーでは、緑豊かな並木道をツーリングしながら美しい景色を満喫できます。自転車とヘルメットのレンタル店は、ミュージアムから通りを挟んだ向かいにあります。