歴史は繰り返す

魅力的なザ ニッカボッカ ホテルでモダンクラシックを味わう
生まれ変わるラグジュアリーのレガシー

1906年に米国の富裕者、ジョン・ジェイコブ・アスター4世によって建設されたザ ニッカボッカホテルは、20世紀のデビュー当時ニューヨークの富と魅力の縮図でした。

男性宿泊客は到着時はもとより、滞在中ほとんどずっとタキシードの正装が求められ、ホテルの壁には「シャンパンのみ」というサインボードが掛けられていました。宿泊料は1泊たったの2ドルという一方で、料理1コースにつき500ドルをかけるという有様でした。また、「ザ フォーティセカンド ストリート カントリー クラブ」のニックネームで知られる有名なバールームは、ジンマティーニ発祥の地という伝説が残っています。ジョン・D・ロックフェラーがのどの渇きを訴え、バーテンダー、マティーニ・ディ・アーマ・ディ・タッジャにまだメニューに載っていないドリンクを注文したことが由来となっています。しかし1921年に禁酒法が制定され、その9年前にはホテル創設者が不運なタイタニック号の沈没事故により死去したこともあり、当ホテルは閉館を余儀なくされました。

現在ザ ニッカボッカは過去の栄光を取り戻し、タイムズスクエアの端にシックかつモダンなオアシスとして存在しています。経験豊富なガイドによるホテル内プライベートツアーを開催し、魅力溢れる当ホテルの歴史をお客様にご案内しています。

建物は米国国家歴史登録材に名を連ねるほど古いものですが、改装済みのバスルームはまったく新しく生まれ変わっています。
ザ ニッカボッカが醸し出す「永遠」はホテルの輝かしい歴史を呼び起こします。
ザ ニッカボッカは屋上バーレストラン「セント クラウド」で有名な、タイムズスクエアの中心地にある現代のオアシスです。
象徴的なザ ニッカボッカ ホテルは、創立当時の時代の華やかさを反映するボザール建築の最高傑作である建物内に入っています。
タイムトラベラーの喜び

改装済みの客室全330室は輝かしく真新しい一方で、象徴的なニッカボッカの建物はボザール建築のランドマークとして米国国家歴史登録材に登録されています。

ニッカボッカの建築デザインの宝庫を巡るスペシャルツアーでは、ホテルの壮大な起源をお客様にご案内しています。タイムズスクエアが旅行者に大人気となった理由や、ジョン・ジェイコブ・アスターが現代の地下鉄網の構築にどのように携わったかなど、ニューヨークの興味深い歴史トリビアをご紹介します。42丁目駅の地下で、当ホテルの秘密のバールームの入り口を見つけられるかもしれません。

ツアーの締めくくりには、タイムズスクエアを一望する「セント クラウド」の屋上バーで、ロックフェラー好みの、よく冷えたジンマティーニをお楽しみください。20世紀初頭の業界有名人がまさしくこの場所に座っていた情景を想像してみましょう。そして領地を見渡す王様のように、眼下に広がる賑やかな街を眺めながらおくつろぎください。

ザ ニッカボッカの詳細や当ホテルのデザインツアーの手配については、ホテルご予約時にコンシェルジュにお問い合わせください。